入社して早々寮生活か。なんか不安だな・・・
家賃とか部屋とかどんな感じなんだろ?
こんな悩みについて解説していきます。
私は、これまで3ヶ所以上の社員寮(研修寮)に実際に住んだ経験があります。
寮で先輩上司にあったらどうしよう・・・とか色々考えたりして不安ですよね。
そこで、1つ1つの社員寮は違えど、社員寮(研修寮)の傾向や共通点などの情報を細かいところまでお話ししていきます。
結論からいうと、最初は慣れなくて戸惑いもありますが、本記事で紹介するポイントを抑えておけばコスパ最強の福利厚生といえるでしょう。
寮生活について知りたい方や不安に感じている方は、ぜひ参考にしてください。
それでは本編となります!
【入寮条件】社員寮に入るためには?
そもそも社員寮は、希望したら絶対全員が入れる訳ではありません。社員寮は基本的に
会社(出勤先)が自宅から遠くて通えない・著しく不便な場合に入ることができます。
この「遠くて通えない」の定義ですが、目安として片道2時間以上なら寮に入ることができるでしょう。ここについては会社ごと違いますので規定等を確認してみましょう。
逆に、通い先が運良く自宅から近い場合には社員寮に入れません。
しかし、電力会社では定期的(2〜3年周期)に転勤があるため、いつかは社員寮に入ることになります。
電力会社の転勤事情についてはこちらの記事でお話ししてますので合わせてご覧ください。
【例外】新入社員研修のときは全員が入寮する!
先ほど「社員寮に入るためには条件がある」といいましたが例外として、
新入社員研修や部門研修のときは、ほぼ全員が研修寮へ入ります。
このときはどんなに自宅が研修施設に近くても、余程の理由がなければ入寮するかと思います。
そうそう!
入社したらすぐに研修で1ヶ月くらい寮生活なんだよ!
これには、会社的にセキュリティ問題や新入社員同士仲良くなってほしいなど色々な理由があってのことだと思います。
どうしても寮生活が無理な人や、特別な事情がある人は会社の人に相談しておきましょう!
【ポイント】電力会社の社員寮(研修寮)の特徴
ここからは社員寮について4つのポイントからお話ししていきます。
家賃(必要費用)
社員寮の家賃は場所によって変わり、都内の社員寮なら高く、田舎の社員寮なら安いです。
そのため、月々の家賃は…
一般的な場所で5000円、どんなに都会でも10000円前後です。
控えめにいっても、破格の安さでコストパフォーマンス最高です!
その他の必要費用としては以下の通りで、
家賃+必要費用を合わせても3万円あれば、衣食住の全てが揃えられます!
若手社員は給料が低いので嬉しいですね!
場所(周辺環境)
社員寮の場所は、会社まで通うに適した場所に建てられており、
会社(勤務地)から比較的近いか、交通の便に優れている場所にあります。
※研修寮は研修施設に隣接して建っているので徒歩数分です。
そのため、通勤においては徒歩圏内やバスや電車で1本だったりストレスはほとんど感じません。
しかし、会社へ通うには良いのですが、周辺にコンビニやスーパーなどのお店がない寮もあり、会社帰りにコンビニやスーパーに寄り道してから帰宅するなど不便を感じることもあります。
僻地勤務になると、寮の周りに何もなさすぎて車必須になることもあるそうです。
部屋(間取り・家具)
部屋は6畳程度のワンルームで、ベッドや机などの必要最低限な家具はあります。
これはリケイの経験談ですが、備え付けの家具は寮によってはさまざまで、テレビや冷蔵庫がついてるところもあれば、ベッドフレームとクローゼット以外なにもないところもありました。
ひとりの部屋としては十分すぎるほどの広さはあります。
また、電気は通っていますが、今の時代必須のWiFiは基本的にありませんので自分で契約する必要があります。
転勤が多い電力会社員はポケットWiFiか工事不要タイプのものがおすすめです。
中でもカシモWiMAXは、契約内容から申込、利用開始の全てをシンプルにして利用者のわかりやすさ重視したサービスです。
共用設備
社員寮の特徴として、
洗面所・トイレ・洗濯場・お風呂などの水回りが共用となっていることがあります。
これも過去の経験談となりますが、お風呂の共用率は90%以上でほとんどの寮が当てはまります。
その他の設備として、部屋にキッチンもない代わりとして食堂があり、一食400円ほどでお腹いっぱい食べられます。
食堂とお風呂はほぼ確実に他の寮利用者と会うのでそこはちょっと気まずいですね。
お風呂は大浴場となっているのですが、お湯が熱くてすぐに上がってました。
【比較】電力会社の社員寮に入る人と入らない人
電力会社の社員寮のメリットデメリットについては以下の通りです。
社員寮に入る人
そんな電力会社の入寮者の傾向としては、
新入社員や若手社員、単身赴任者の入寮率が高く、年齢層は20代と30代後半〜50代が多いです。
理由としては、
社員寮は安いし、貯金もしたい!
この年になって寮生活は微妙だけど、家のローンがあるからな。
など、やはりお金の面や単身赴任がきっかけとなっています。
特に理由やこだわりがないなら最高の福利厚生制度といえるでしょう!
社員寮に入らない人
社員寮は、
部屋の外に出たら絶対に会社の人と会う可能性がありますし、寮という共用設備を使うためルールが存在し完全に自由というわけにはいきません。
そのため社員寮に入らないことも、自由ですので安心してくださいね。
おそらく、
プライベートは会社の人と絶対に会いたくない!
お風呂が共用とか絶対に無理!
など、さまざまな理由があります。
また、寮内で仕事を頼まれたり部屋に押しかけられたり嫌なことをされることはありませんが、それでもすれ違った際には挨拶(会釈)などはしなければなりません。
研修等で一時的に寮に入ることはありますが、こちらは数年単位で住むことになるので嫌な人にとっては苦痛でしかありません。
しかし、電力会社では「社員寮に入るのが当たり前」という風潮であり、会社は
社員寮が嫌なら、全額自腹でやってね!
となり、家賃補助は基本的に出ないことは覚えておいてください。
社員寮に入れない人のことも考慮してもらえると良いんですけどね。
社員寮から出ていく人
逆に、現在社員寮に入っているが出ていく人の場合は、
中堅社員、恋人がいる(結婚している)社員が多いです。
この理由については、
そろそろ彼女と同棲したいな。
お金も溜まったし、好きなところに住みたいな!
などがあります。
これはあくまでも目安ですが、5年目社員を過ぎてくると寮生活をやめる傾向にあります。
【推奨】社員寮に入ることになったらまずは設備確認
電力会社の社員寮に入ることになったら、まずは設備確認はやっておきましょう!
ここまでお話しした通り、寮によって家賃や設備に違いがあって当たり外れが非常に激しいからです。
風呂・トイレなどが共同ということも普通にありますので、ここだけは念入りに確認しておきましょう!
確認方法ですが、社員寮(研修寮)には係の人が常駐していたり、管理している会社がありますので連絡して設備について聞けば教えてくれます。
寮について詳しく聞ければ、不安も減りますし必要なものを準備することもできますからね。
【最後に】電力会社の社員寮で抑えておきたいポイント
ここまで、電力会社の社員寮についてお話ししてきました。
社員寮は、若手社員にとっては負担が少なくコストパフォーマンス最高の福利厚生制度です。
しかし、寮には他の社員がいたり、お風呂が共用だったりと注意すべき点も多いです。
そのため、本記事のポイントをしっかり抑えた上で社員寮へいけば大概のことは大丈夫ですが、家具とWiFiだけは事前に用意する必要があるため早めにやっておきましょう!
今回紹介したカシモWiFiは、申込から利用開始までがシンプルで自信を持っておすすめできるサービスとなっています。
これらのサービスを利用しつつ、社員寮できっちり節約してお金を貯めていきましょう!
今回の社員寮ような、ルールやシステム等によって定められているものについては事前に確認しておくといいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
普段は電力会社の情報・体験談などをブログで発信しています。
Twitter(@rikei_zatsumama)で電力会社事情を発信していますのでフォローお願いします。
それでは次回の記事でまたお会いしましょう!