電力会社は在宅勤務(リモートワーク)とかあるのかな?
こんな悩みについて解説します。
今や世間では一般的になりつつある在宅勤務やフレックス勤務ですが、電力会社ではどうなのか気になりますよね!
そこで、現場仕事と事務仕事の両方経験があるリケイが
電力会社の現場と事務系の在宅勤務やフレックス勤務の実施頻度や電力会社の在宅あるあるなど、細かく解説していきます。
結論からいうと、現場と事務では在宅勤務を含め、働き方が全く異なります。
それでは本編となります!
【フレックス勤務】正直、使い勝手はあまり良くない
まず最初に、電力会社含む大企業にはよくあるフレックス勤務についてお話ししていきます。
そもそもフレックス勤務とは以下のようなことを言います。
フレックスタイム制は、就業規則等により制度を導入することを定めた上で、労使協定により、一定期間(1ヶ月以内)を平均し1週間当たりの労働時間が法定の労働時間を超えない範囲内において、その期間における総労働時間を定めた場合に、その範囲内で始業・終業時刻・労働者がそれぞれ自主的に決定することができる制度です。
出典:厚生労働省 労働時間・休日
この内容だけを見ると、労働者があたかも自由に勤務時間を設定できるように思えるかもしれませんが…
そんな都合の良いものではありません!
実際は「必ずこの時間帯には勤務してくださいね!」というコアタイム制があったり、有給と同じように当日の朝にいきなりフレックス勤務にするのはなかなか難しかったりします。
そのためフレックス勤務を利用するときには上司と事前に相談して利用することになります。
このフレックス勤務利用のやりとりとしてはよくあるのが…
今度の現場、早朝作業があるから2時間早く出社出来る?
可能ですよ!
ならフレックスで2時間早く上がらせていただきます!
このような形で、現場では早朝夜間作業が入っているときに使うことが多く、労働者都合でのフレックス理由はほとんどありません。
また、仕事が重なって時間外労働(残業)が多い人には早めに退社するなどでフレックス勤務を利用して労働時間(残業時間)を調整することもあります。
今月は仕事が多くて残業がやばいな…
よし!来週からフレックスで定時1時間前に上がってくれ!
この傾向は現場だけでなく、事務の人も同様ですね。
【在宅勤務】現場と事務では全く異なる!
次に電力会社員の在宅勤務についてお話ししていきます。
在宅勤務は、現場と事務とで大きく異なるためそれぞれ解説していきます!
現場業務
いきなり結論からですが…
現場は在宅勤務の頻度は、ほとんど0。
やはり現場では、現場に行って作業することが仕事のため、現場に行くことが多い部署ほど在宅勤務をする機会は減っていきます。
特に毎日現場へ行く必要がある、配電は全くありませんでした。
しかし、ごくたまにオンライン研修などを受講するときに在宅勤務を実施することがあるため「ほとんど0」という表現をさせていただきました。
この傾向については現場にいる限り、今後もしばらく変わることはないでしょう。
事務業務
次に事務(机上)業務の在宅勤務は…
在宅勤務は平均週1〜2回。本社など一部の部署はそれ以上のことも。
他業界と比べると低いかもしれないですが、コロナの影響や企業全体が在宅勤務を推奨していることから、在宅勤務は徐々に増えてきています。
そのため、会社や上層部から…
この部署の人は、最低●回は在宅勤務をしよう!
といった指示がくることもあります。
また、本社勤務や役職持ちや会議が多い人であると在宅勤務の頻度が高い傾向にあります。
中には、1ヶ月に1回だけ出社の人なんかもみたことも。
在宅勤務ではスマホスタンドがあると便利です。
社用スマホの通知チェックはもちろんのこと、パソコンにウェブカメラが内蔵していない場合はスマホやタブレットを使って会議へ参加すると思いますがその固定にも使えます。
【驚愕】電力会社の在宅勤務事情
ぶっちゃけてお話すると…
電力会社では在宅勤務の整備が、全然進んでいません!
電力会社では、仕事の多くで紙をいまだに使用しており、ペーパーレス化が進んでいません。
また、セキュリティの都合上仕方ないのですが、外部アクセスが不可能なシステムや設備が多数存在します。
そのため会社に来ないと資料やデータを参照することが出来ず、業務が止まってしまうことが多々あります。
このようなシステム的な要因もある一方で、在宅勤務を良く思わない人が一定数いるのも事実です。
これらの人は在宅勤務のことを実質休みだと勘違いしていたり、会社に来ていないからと過剰な成果要求をしてくることがあります。
このような様々な要因から、他業界と比べても特に在宅勤務が進んでいないのだと思います。
今の働き方に不満があるなら?
あなたが今の働き方に対して不満があるなら行動していきましょう!
今の状況に不満を持っていても行動しないことには何にも変わりません!
リケイ自身も以前の働き方や環境に不満があり行動した1人です。その結果、良い上司にも恵まれ自分の望んだ働き方をすることができて、今では大復活をしています。
しかし、いきなり行動するには勇気がいると思います。なので、当時リケイが部署異動したとき理由や具体的な行動までを詳しくお話ししていますので見てみてください。
現状に不満があるなら転職も検討しよう!
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具体的には、担当者へ電話やメール(ライン)で希望業界や年収を伝えたらその意向に沿ってくれます。
面接後半になると・・・
リケイさん。
企業から年収400万円と提示されていますがいかがですか?
それだとちょっと低いですね・・・
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最後に
ここまでコロナ禍の電力会社の働き方としてフレックス勤務や在宅勤務についてお話してきました。
現場では…
在宅勤務をやりたいけどできない。
という声はたくさんあります。
こればかりは、仕事内容によって働き方が左右されてしまうのは仕方ないところではあります。
もし、あなたが今の働き方について不満があるなら異動や転職をしていきましょう!
現場も事務も両方経験あるリケイからすると、やっぱり在宅勤務はストレスフリーで良いですね。
今後の働き方改善のためにも、電力会社の書面事情はどうにかして欲しいと思っています。笑
ここまで読んでいただきありがとうございました。
普段は電力会社の情報・体験談などをブログで発信しています。
Twitter(@rikei_zatsumama)で電力会社事情を発信していますのでフォローお願いします。
それでは次回の記事でまたお会いしましょう!