電力会社の送配電部門に興味があるけど、どんなところなんだろう?
こんな悩みについて解説します。
電力会社の(採用)配属は送配電部門が大きな割合を占めており、それ以外の部門希望の方も見ておいて損はありません。
そこで今回は、配電部門で現場経験のあるリケイが、
送配電部門の概要や人員構成(どんな人がいるか?)、現場のあるあるや注意点など細かく解説していきます。
結論から言うと、送配電部門は体育会系の文化が根強く残る、好き嫌いがはっきり分かれる部門です。
これから送配電部門に行く人は、絶対に見ておきましょう!
それでは本編となります!
【概要】そもそも送配電部門って何?
電力会社では大きく3つの部門に経て、電気をお客さんまで届けています。
送配電部門は、発電所で作られた電気をお客さまへ届ける役割。
具体的な設備でいうと、鉄塔や送電線、変電所、電柱などを管理しています。
この送配電部門は設備の数が莫大なのに加え、設置エリアの広いため人数が必要になります。
【仕事内容】送配電部門に配属されたら?
いきなりではありますが、電力会社の送配電部門に配属になった人は、
高卒大卒など学歴に関係なく、8~9割が現場作業員としてスタート。
稀に現場にいかない部署に配属される人もいますが、事務系採用者や女性の場合がほとんどです。
また、送配電部門の中でも色んな部署があり、仕事内容に違いはありますが現場作業員スタートなのは同じです。
これを知らずに入社して、現場作業が嫌で会社を辞める人を何人もみてきました。
もし「事務所の中で座りながらまったり業務」というイメージを持ってる方がいたら注意です。
入社以降のキャリアについて、知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。
【人員構成】どんな人がいるの?
当たり前かもしれませんが送配電部門は、
完全なる男社会(全体の約95%)
イメージとしては、工業高校や工業大学が近いです。
また、新入社員の学歴内訳としては約60〜70%が高卒であり、現場で働いている先輩上司は高卒の人が多いでしょう。
大卒以上は、良くも悪くも数年間経つと現場から異動していきます。
近年は大卒以上の採用を増やしている電力会社も増やしていますが、それが実感できるのはまだまだ先の話。
年齢構成については、東京電力HDが社員データを公表しているので参考までに載せておきます。
事務系ならこの年齢構成、技術系の現場は20代が若干多い傾向になります。
【特徴】現場仕事で抑えておきたいポイント
現場仕事で働く上で、事前に抑えておきたいポイント(特徴)をご紹介します。
現場で働く以上は、自分の身を守るためにも一定以上の筋力と体力は必須です。
送電なら地上30メートル以上の鉄塔、配電なら地上10メートル以上の電柱で作業することもありますからね。
この高所作業+感電の危険性まで考慮すると、指導者はどうしても厳しくなります。
必ずしもここにある全ての項目が当てはまるわけではないですが、あくまでも傾向として抑えておいてください。
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リケイさん。
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最後に
ここまで電力会社の送配電部門について、お話してきましたが、
事前情報があるのとないのでは、心構えが全く違います。
入社前と入社後でギャップを感じやすい現場仕事は特に大きいです。
私は、何も知らない状態で現場に配属されて痛い目に遭った1人です。
そのためこの記事を見ている皆さんには、少しでも納得してもらってから入社(配属)してもらえるように、ここで発信しています!
これからもどんどん電力会社関連の記事をアップしていきますのお楽しみにお待ちください。
今回はここまで!