こんにちは、リケイ@rikei_zatsumamaです!
私ことながら、電力会社の社員ながら簿記2級に挑戦し合格しました!
え?簿記?
電験ならわかるけど、なんで簿記なの?
ということで今回は「電力会社員が簿記を勉強した理由」についてお話していきます。
当時勉強が全くできなかった電力会社員が、あるきっかけから勉強はじめ、簿記2級を合格するまでの体験記です。
の以上の3点がわかります。
電気主任技術者や電気工事士等の電力会社において一般的な資格についてはこちらでお話ししてますのでご覧ください。
そもそも社会人って勉強しているの?
まず始めに「社会人の勉強事情」というところからお話ししていきます。
結論から言うと・・・
いやいや、そんなことないでしょ!
そう思うよね!
じゃあもう少し詳しくお話するね!
社会人の勉強している割合
東洋経済では、
1年間に、自分の意志で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(例えば、本を読む、詳しい人に話を聞く、自分で勉強をする、など)をした雇用者の割合は、33.1%という数字になったそうです。
出典:7割弱の社会人が「学ぶ習慣」がないという現実
とあります。
そのため、
ここで「YouTubeの自己啓発系動画や解説動画は勉強に含まれるのか?」が気になりましたが、それが含まれるとしたらもう少し割合が上がりそう?
社会人の勉強時間
また、社会人の勉強と自己啓発にかける時間は1日当たり6分!
この6分は勉強している人としてない人の平均になります!
そのため・・・
ということになります。
また、社会人で勉強している人の一定数は・・・
- 朝礼で何かを発表する
- 明日の仕事のために持ち帰りで勉強
- 会社から言われて資格試験の勉強
ですので、先ほど紹介した自発的な勉強時間はもう少し下がりそうです。
勉強を始めた理由
それでは、リケイが「なぜ勉強を始めたのか?」というところをお話しします。
もともとリケイは勉強をしない人。というかできない人でした!
私が当時所属していた配電部門の毎日は、
このような状況下で、帰宅するころには身体がクタクタで勉強する暇なんてありませんでした。
多くの社会人が勉強しない(できない)理由としては、以下が有力ではないでしょうか?
・そもそもそんな余裕はない
・勉強したところで給料や出世に関係ない
・今が楽しければそれで良い
家族や親戚、知り合いなどの周りからは・・・
もっと若いうちに勉強した方がいいよ。
将来のために・・・
と、入社前から入社後もしつこく言われてきました。
頭では分かってはいるんです。
しかしそれでもできませんでした。
きっかけ
そんなリケイが勉強し始めたきっかけとなったのは、部署異動でした。
それまでは、帰宅する頃にはクタクタだった毎日が、
という状況に激変しました!
その結果、
人間関係に恵まれストレスが減ったことで、
気持ち的にも物事を前向きに捉えられたりと良いことだらけでした。
電力社員が簿記の資格試験を受験した理由
それでは、電力社員がプライベートの時間を使って「簿記の資格試験を受験した理由」についてお話ししていきます。
これについては完全に個人的な内容となりますが以下のような理由です。
・お金に対する知識向上のため
・完全な趣味
お金に対する知識向上
普段の日常生活を送っている中で、「これってどうなっているんだろ?」というお金に対して疑問を抱くことがたびたびありました。
そのため今後の長い人生を生きる中で、お金とうまく付き合うためにまずはお金の知識を身につけようと思ったのがきっかけとなります。
また、起業や自営業として生きてゆく道も100%ないとは言い切れないので予備知識をつけておいて損はないと考えました。
簿記を勉強することで、お店側のお金の流れが理解できるようになり、普段を消費者目線として生活しているのでとても新鮮に感じます。
完全な趣味
それともう一つの理由が完全な趣味です!
Twitter(@rikei_zatsumama)をみてくださる方はわかるかもしれませんが、Newsモーニングサテライトという経済ニュース番組が大好きでして、それを毎日録画したものを視聴しながら夕食を食べるのが日課としているほどです。
このニュース番組では、企業の決算速報や分析を解説してくれて面白いと思って見ているのですが完全には理解していないんですよね。
また、売上や当期純利益などなんとなくの意味はわかっても具体的にどんな違いがあるかまではわからないような状態でした。
あとは、リケイが愛読しているロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」という本があります。
その中で、資産と負債の違いや貸借対照表と損益計算書の話が出てくるんですよ。
簿記を学ぶ前までは正直、「なにこれ?」という状態でした。
好きなことなのに内容の一部が理解できないことにモヤモヤしていたことにもどかしさを感じていました。
本全体ではとても素晴らしいことが書かれていますので皆様にぜひ読んでいただきたいオススメの1冊となっています。
簿記3級合格までの道
ここからは「簿記3級合格までの道」についてお話していきます。
ここではリケイがどのように勉強してどのくらいの期間で合格したのかを紹介します!
- 0時間簿記3級の勉強開始
YouTubeとテキストでコツコツ勉強
- 50時間テキストを一通り学習終了
試験申込+試験に向けて過去問対策
- 70時間簿記3級合格!
勉強を始めてから約2ヶ月
勉強方法
勉強方法は結論から言いますと、
で進めていきました。
リケイは知識0の状態から新しいことをやるときって慣れない内は「抵抗感がある」といいますかうまく頭に入って来にくい・・・
感覚を掴むまでに人より時間がかかるタイプでした!
なので、自分のペースで少しずつ慣らしていくためにYouTubeで簿記解説動画をみてイメージを掴んでからテキストを読むようにしていました。
勉強方法については人それぞれだと思うんですが、リケイの場合は最初の基礎知識を覚えるならYouTubeによる動画視聴が一番合っていました。
YouTubeも今では優良な解説動画がアップされています!
なおかつ無料なので利用しない手はないです!
下記にリケイがお世話になった動画を載せておきます。
また、リケイが使用したテキストについてもリンクを貼っておきます。
このテキストなんですけど表紙のワンちゃん(パブロフくん)が可愛いいのと各項目ごと出てくる4コマ漫画が今回学習する内容のイメージを掴むのにちょうど良かったのでオススメです!
勉強時間
簿記3級の勉強を始めた当初は、1日30分ほどのスローペースでした。
1日動画1本とテキストを読んで練習問題を解き終わるのが大体30分だったんですよね。(ボリュームがある項目は2日に分けたり)
ある程度感覚を掴んでからは毎日1〜2時間程度勉強していました。
そこからテキストを一通り学習し終わるまでに約50時間。
そこからは苦手分野の復習や過去問対策で約20時間といったところでしょうか。
簿記2級合格までの道
次に簿記3級取得後の「簿記2級合格までの道」になります。
ここからは3級合格後から2級合格までについてお話していきます
- 0時間簿記2級の勉強開始
YouTubeとテキストで毎日2時間ほど勉強
- 250時間テキスト内容を一通り学習終了
商業簿記2周、工業簿記1.5周するまで
- 300時間簿記2級合格!
3級合格から約5ヶ月
なんで簿記2級?
3級に加えてなんで2級も勉強したの?
なんて、疑問が皆さんから来そうなのでお話ししますね。
簿記3級合格後はもうテンションが上がってて、「これでニュースの内容も企業の決算書がバッチリ!」とウキウキだったわけですよ。
自分が好きな経済ニュース内容の理解度が上がっていて個人的に大満足!
「やっぱり3級勉強して良かった!」となったのですが、次に企業の決算書を開いて3級の時に作成した貸借対照表と損益計算書を実際に見てみたら・・・
なにこれ・・・ わからん・・・
となった訳です。
もちろん3級合格しているので主要な箇所はわかるんですけど、半分くらいわからない項目があったわけですよ。この時のテンションの下りようと言ったらもうジェットコースター並みでしたね。
しかし、「ここまでやっといて引き下がれるか!」というリケイの中の闘志が爆発して簿記2級を勉強することを決心しました。
なので元々は3級を合格したらそれで終わるつもりでして2級を受けようとは全く思ってなかったんですよ!
勉強方法
勉強方法は3級と同様に、YouTube + テキストで行いました。
簿記3級を合格しているので要領は得てたのですが2級はとにかく範囲が広いです!
簿記2級の概要については3級の時にもお世話になった下の動画を見てもらえると一発でわかると思います。
テキストも3級の時と同じくパブロフくんを使いました。
テキスト数が3級の時に比べて倍になっているだけでも2級の学習範囲の広さについて理解いただけると思います。
2級テキストでも各項目ごとに4コマ漫画があり、わかりやすくなってます。
3級でパブロフテキストを使った人は、そのまま2級でもパブロフテキストで学習することをオススメします!
もし独学がどうしても無理という人は、こちらからどうぞ!
勉強時間
学習時間については3級よりも少し増えまして、毎日2時間ほどやっていました。
2級になってからは学習要領を掴んでいたので、気がついたら2時間経っていたような毎日でした
こんな生活を続けて、商業簿記2周工業簿記1.5周をして基礎を身につけるまでに250時間。
そこから苦手分野の復習や試験対策で50時間。
リケイの場合、3級を70時間2級を300時間の合格になるので、3級と比べると単純計算で約4.3倍ほどの勉強量が必要でした。
※この300時間ほど勉強した後に試験を受けて1度不合格になりました。そこから再度勉強し、2回目の試験で合格しています。
余談ですが、晴れて簿記2級を合格したのち企業の貸借対照表や損益計算書をみると、
わかる!わかるぞ!
とようやくひと段落つくことができました!
まとめ
ここまで、社会人のお勉強事情から勉強を始めたきっかけについてお話ししてきました。
これまで長いことお話ししましたが、一番伝えたいことは「なにをするにも意思を持って行動する!」ということです。
今回は、勉強や資格を例に出しましたがなんでも良いのです。
自分の好きなこと興味があること疑問に思っていることに対して学んでみてください。
もし今回の記事で資格について少しでも興味をもっていただけたなら、「気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks」にて様々な資格の情報が載っているのでオススメです!
資格Hacksでは、今回紹介した簿記はもちろんのこと電験などの技術系資格や転職などについても紹介されていますよ!
これは個人的な意見にはなりますが、「周り(会社)が良いというからやる」というのは賛成できません。
これには自分の意思がないですし、せっかく勉強しても興味がないことであれば忘れてしまいます。
それなら自分が楽しいと感じることに時間を使った方が良いとリケイは思います。
勉強や副業、スポーツなどに取り組みたくても本業だけで手一杯という人もきっかけ1つで変わります。
人生において仕事は大部分を占めるものであり、仕事の良し悪しがプライベートにも直結してきます。
どうせなら、本業もプライベートも充実させられるように一緒に行動していきましょう!
今回はここまでとさせていただきます。
Twitter(@rikei_zatsumama)では、日々の思ったこと考えたことを発信しています。今回のこのお話しも、もともとはTwitterで事前に軽くつぶやいていたものを詳しくお話ししたものとなります。良ければフォローしていただけると嬉しいです。
それでは、また次回のお話しでお会いしましょう!